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菊地凛子がアカデミー賞に王手
女優菊地凛子(25)が14日、ハリウッドデビュー作の米映画「バベル」で第64回ゴールデングローブ賞助演女優賞にノミネートされた。日本人では、03年「ラストサムライ」で助演男優賞にノミネートされた渡辺謙(47)以来。助演女優賞には、「バベル」で共演し、他作品で候補入りしたケイト・ブランシェット(37)ら5人がノミネート。来年1月15日に受賞者が発表される。これまで喜多郎、坂本龍一が作曲賞を受賞しているが、菊地が受賞すれば俳優では初となる。
すでに全米映画批評会議の新人女優賞、ゴッサム賞の新人賞と2冠を獲得。ゴールデングローブ賞は米アカデミー賞とのダブル受賞が多く、例年アカデミー賞前哨戦の中でも最も注目を集める。菊地も今回の候補入りで、来年1月23日に発表されるアカデミー賞ノミネートも有力視される。同映画のPRでロスに滞在中の菊地は「光栄です」と喜んでいる。
他部門では、菊地と共演したブラッド・ピット(42)が助演男優賞に、また、クリント・イーストウッド監督(76)が「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」で監督賞にノミネート。「硫黄島-」は外国語映画部門でも候補入りした。
[2006年12月15日8時39分 紙面から]
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