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周防監督新作初日に舞台あいさつ
- 舞台あいさつで、判決の一報風景のように「大ヒット」を掲げる出演者たち
周防正行監督の新作映画「それでもボクはやってない」が20日公開され、監督と加瀬亮らキャストが舞台あいさつを行った。「Shall we ダンス?」以来11年ぶりの新作で、監督は「僕の映画を好きだと言ってくれる人たちを待たせて反省している。次はもっと早く作ります」。
痴漢冤罪(えんざい)をテーマにした法廷映画で、役所広司は「お客さんが来ないと『それでもボク、はやってない』になっちゃうのでよろしく」。気の利いたダジャレに監督は「そうかー。裁判と同じで、物の見方はいろいろあるなあ」と心底感動していた。
[2007年1月21日8時57分 紙面から]
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