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新庄「映画のヒット?野球より簡単」

ブラッカイマー氏(左)の作品の総合プロデューサーに就任した新庄剛志氏
ブラッカイマー氏(左)の作品の総合プロデューサーに就任した新庄剛志氏

 【ロサンゼルス7日=松本久】前日本ハムの新庄剛志氏(35)が、ハリウッドの敏腕プロデューサー、ジェリー・ブラッカイマー氏(61)製作の映画3作品を応援する総合プロデューサー就任会見を行った。「おれを選ぶなんて頭が良い」とご機嫌。3作で230億円の興行収入目標をぶち上げた。2年ぶりに再会したブラッカイマー氏には、将来の映画出演まで約束させ「主演なら興収300億円は間違いない」と大見えを切った。

 「映画のヒット? 野球より簡単さ」。約50人の報道陣を前に、日本ハムを44年ぶりの日本一に導いた名パフォーマーが、ハリウッドの応援団長として立ち上がった。

 3月17日公開の「デジャヴ」が皮切り。公開直前には、民放各局で1日限定の自ら出演するCMを流すほか、ポスターやサプライズイベントで盛り上げる。「作品自体がいいから、おれのサプライズが加わればすごくなる」。

 残る2作は「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」(5月25日)「ナショナル・トレジャー2」(12月21日)で「それぞれ30億、150億、50億の興行収入が目標」と大風呂敷を広げた。宣伝部長を務めた「ナショナル・トレジャー」(05年公開)は、20億円のヒットになっただけに「デジャヴを50億にすれば、3作で250億もいける」と鼻息も荒い。

 「野球はパフォーマンスだけど映画は数字。結果を出せばジェリーもおれを主役に使うだろう」と俳優進出への色気を隠さなかった。「将来はぜひ出演して欲しい。ロマンチックアドベンチャーで、もちろん美女も隣にいるよ」とリップサービスをするブラッカイマー氏に「おれを主役に起用すれば、300億円は間違いない。日本で記録を作ろう」とビッグマウスで応えた。

 「好きな俳優はジョニー・デップ。変わった演技をするし、あこがれる。日本では、おれの次に人気がある」。ハリウッドでの目標俳優を口にした後には、映画製作への意欲も披露した。「いいね、いいねぇ。才能はあると思うんだ」。映画以外には「いろんな仕事のオファーがあるけど、面白さで選んでいる。10億円積まれても面白くないとしないよ」。自信満々に語る新庄節は最後まで衰えなかった。

[2007年2月9日8時20分 紙面から]

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