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トヨエツ&天海台風できずな強まる

 豊川悦司(45)天海祐希(39)が夫婦を演じる映画「サウスバウンド」(森田芳光監督、10月公開)の沖縄ロケが台風直撃を乗り越えてこのほど終了した。

 ロケ隊は6月下旬に現地入り。沖縄・古宇利島に建てた一軒家で撮影を続けていた。7月では観測史上最強クラスの台風4号の猛威にさらされたのは今月13日だった。暴風雨のため出演者は外出禁止となり、同日午前からホテルで缶詰め状態に。窓枠から雨水が流れ込み、シーツやタオルをすき間に敷き詰めた。ホテル上層階の吹き抜けの天井のガラスも割れた。天海は「ものすごい風と雨にびっくり。さすがに少し怖くなりました」。

 追い打ちをかけたのが停電だった。冷房が止まり、夜になると明かりはロウソクが頼り。天海は「部屋にいてもすることがなくて」と食堂のある1階ホールに下りた。子役たちが集まっていた。母親役の天海はあれこれと子供たちに話しかけた。家族の設定だけに普段からよく会話していたが、めったにない状況にみんな少し興奮していた。天海は「おかげでいろいろな話もできた。演技についても聞かれ、いつか理解してくれればと思って、変にかみ砕かず、少し難しい言葉だったかもしれないけど真剣に話しました。今まで以上に深まったかな」。停電は復旧まで14時間かかった。

 翌々日に快晴のもと、撮影は再開。父親役の豊川は3週間にわたる沖縄ロケを振り返って「寝食ともにしたので疑似家族になっている。すごくよかった」と手応えを感じていた。

[2007年7月18日8時4分 紙面から]

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