このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 芸能 > シネマ > ニュース



たけし作品ベネチア映画祭トップバッター

 北野武監督(60)の「監督・ばんざい!」が、ベネチア映画祭(8月29日開幕)の招待作品部門で上映されることが25日、分かった。同映画祭参加はグランプリ(金獅子賞)を獲得した「HANA-BI」以来6度目。同映画は現在まで国外で公開されておらず、ワールドプレミア上映となる。同映画祭側はその注目度に期待を込め、同部門上映のトップバッターに指名した。また、青山真治監督(43)「サッド ヴァケイション」のオリゾンティ部門出品が決まった。

 「監督・ばんざい!」は75周年を迎えたベネチア映画祭招待作品部門の目玉作品として迎えられる。同部門は映画祭自体の人気や華やかさを決定づけることが多く、例年ハリウッド大作や著名人気監督の新作が上映されている。中でも最初に上映される作品は、映画祭全体のムードを左右しかねないため、最大の話題作が選ばれることも多い。メモリアルイヤーでその役割を北野監督が担うことになった。

 同映画祭ディレクターのマルコ・ミュラー氏は「現代映画作家の中でももっとも独創的な映画監督の1人。特別な年に特別な傑作を招待することは大いなる喜び」と話している。出品決定を聞いた同監督は「毎度のことだけど、特に今回の作品は観客の反応が気になるね」と話している。

 同映画は国内では6月から公開されたが、国外では上映されていない。北野作品人気が高い欧州をはじめ、各国の映画関係者や観客にとっては今回の上映が待望の新作に触れる好機となる。同監督にとって大切な上映となる。「映画監督」をテーマにした意欲作で、これまで以上に笑いの要素をふんだんに盛り込んだ挑戦的な作品だ。同映画祭側はこうした状況を踏まえ、注目度の高いトップバッターに指名したようだ。

 関係者によるとオファーが届いた4月の段階から「最初に上映したい」という要望があった。上映日は開幕翌日の現地時間30日。同映画関係者もこれを皮切りに世界配給に向けた交渉を本格化させる。英語タイトルも「GLORY TO THE FILMMAKER!」に決まった。

 同監督は5月に短編出品で出席したカンヌ映画祭でちょんまげ姿で笑いを誘ったばかり。通算6度目の参加で常連となったベネチア映画祭でも珍パフォーマンスが期待される。

[2007年7月26日8時22分 紙面から]

関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー



このページの先頭へ