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米映画試写会で上映中断して犯人探し

 ミステリー映画を犯人当てクイズに参加しながら見るという初の試写会が行われることが26日、分かった。途中で上映を止めて「シンキングタイム」を設ける、異例のイベントになりそうだ。

 真犯人が予測不能の作品は、ブルース・ウィリス、ハル・ベリー主演の米映画「パーフェクト・ストレンジャー」(ジェームズ・フォーリー監督、9月29日公開)。新聞記者(ベリー)が変死事件を調べるが、最も怪しい大富豪(ウィリス)以外にも次々と容疑者が浮かび上がる。友人や元恋人まで疑わしくなってくるという内容。

 9月17日に都内で行われる試写会には250人が参加する。(1)上映前に数分の特別映像を見て予想犯人のボードを設置した席に座る(2)約1時間後に作品を止めて、10分間のシンキングタイムを設け、再度席を移動する-という流れだ。

 容疑者ゾーンは6つに分けられる。もちろんウィリスも含まれている。誰もが怪しく思えるストーリーで、犯人当ては簡単ではないようだ。配給するディズニースタジオ宣伝担当は「『ラスト7分11秒-あなたは絶対だまされる』というキャッチコピーの通り、最後まで分かりませんし、予想は1人に偏らないと思いますよ」と、難しい予想になるとしている。

 当たった人の中から抽選で1組2人に、作品の舞台になったニューヨークへの旅行をプレゼントするというおまけもあるので、スクリーンから目が離せなくなりそうだ。当日は芸能人も参加予定で、一般招待客と一緒に観賞してイベントを盛り上げる。

[2007年8月27日9時2分 紙面から]

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