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「大日本人」当初タイトルは「鬼」だった

 ダウンタウン松本人志(44)が初めてメガホンを取り今年6月に公開された映画「大日本人」の当初のタイトルは「鬼」だった-。製作発表時から、ストーリーやキャストなどを一切明かさない秘密主義を貫き、公開後も謎めいた内容が話題になった同映画の秘話が、28日発売のDVDの特典映像で明かされている。

 初回限定の3枚組に付けられた特典ディスクは68分あり、松本と共同で脚本を書いた構成作家の高須光聖と、松本演じる「大佐藤」にインタビューする役の長谷川朝二が、製作過程の映像を見ながら語る形式。03年の企画会議から収録が始まっているが、高須は「ほんとは02年くらいからやっていた。最初、タイトルは『鬼』やった」と話している。その後タイトルは、電力パワーで巨大化するヒーローにちなんで「電人」に変わり、最終的に「大日本人」に決まった。また、松本の厄年で企画が途中2年ほどストップしている期間があったという。初監督作品だけに縁起を担いだようだ。

 撮影にも密着しており、最初は「監督」と呼ばれることに慣れない様子も収録されている。「スタート!」の掛け声はいきなりスタッフから「監督、『スタート』って言う前に『よーい』って言ってください」とダメ出しされている。

 これまで明かされなかった製作費だが、10億円だということも分かった。ただ、カンヌ映画祭にも招待された時の、スタッフの飛行機、ホテル、食事などは約3000万円かかり「正確には10億3000万円」だとか。同作はカンヌ効果もあり、興収12億円だった。

[2007年11月25日8時23分 紙面から]

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