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千葉真一が監督で「ザ・トイチ」製作

映画を製作する千葉真一(左)と吉川銀二
映画を製作する千葉真一(左)と吉川銀二

 千葉真一から改名したJJサニー千葉(68)がメガホンを取り、ヤクザもののVシネマで知られる俳優吉川銀二(42)を主演に映画を製作することが19日、分かった。盲目の金融業者が主人公で、タイトルは故勝新太郎さんが盲目のやくざを演じた名作「座頭市」にちなんで「ザ・トイチ」。4月クランクイン、秋の公開を目指す。

 千葉は昨年「千葉真一」の名前を後継者に譲るプランを明かし、今後は俳優として活動する時はJJサニー千葉、監督としては和千永倫道(わちながりんどう)を名乗るとした。脚本、監督を務める同作では、吉川とのダブル主演になる可能性もあり、JJと和千永の両方が表記されることになりそうだ。

 吉川も昨年は話題になった。タレント羽賀研二被告らによる恐喝事件の現場にいたとして逮捕され、その後不起訴処分になった。吉川は「結局、疑われたわけだから、自分なりに責任を取って役者業を謹慎した。休んで気持ち的にパワーアップした」と話している。

 その2人が昨年から映画の企画を話し合い、東京・六本木を舞台に金融の帝王になった男たちの群像劇を作るアイデアが出た。吉川演じる盲目の金融業者は、想像で相手をイメージし金を貸して、のし上がっていく役柄。千葉は「この時代だから面白い」と乗り気になった。吉川は「今のところは自分が主演だが、千葉さんにも出てもらい、できればダブル主演の作品にしたい。千葉さんには1人3役で頑張ってもらう」。サブタイトルは「ザ・ゼニトルマン」と付けられ、コメディー要素も盛り込まれた作品になるという。

 製作費は2億円。大手パチンコメーカーが出資予定で、コミックやパチンコ台への展開も企画されている。今後、製作準備委員会を組織し、大物の特別出演も予定されている。

[2008年1月20日9時24分 紙面から]

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