昨日深夜0時ごろだったか、車を運転中に尿意が極限に達したため、都内某エリアの住宅街にあるコインパーキングに駐車し、公衆便所がある近くの公園まで徒歩移動を開始した。

周囲に人通りは少なかったが、筆者の5~6メートル前を若い女性が、恐らく自宅に向かって歩いていた。すると、背後から推定20代の若い男が速足で歩いてきて、筆者を追い越した。

ただその男、若い女性の背後2メートルくらいまで接近すると“尾行”するような動きにチェンジ。目線は明らかに、若い女性のほうを不自然に向き続けていたから不穏な空気が漂った。

女性が公園内に入った。公園内を横断するルートで帰宅していたと思われ、筆者も、公衆便所に向かうため公園内の小道を同じ方向に移動していたのだが、筆者と女性の間に、その男が入ってきた格好となっていた。

あたりは暗く、人も少なく静まりかえった深夜の公園。明らかに女性を尾行するような挙動をしているその男の動きが不審だったので、ひょっとしたらその女性を突然襲うなどするのではないかと、勝手に警戒モードを強めた。

万が一、男がそのようなアクションに出た場合、通報したり、場合によっては物理的な抑止対応をしなければならない可能性も出てくるかもしれないため、緊張感も高まった。

人がほとんどいない深夜の公園で男が若い女性を尾行して急接近、声をかけたが…
人がほとんどいない深夜の公園で男が若い女性を尾行して急接近、声をかけたが…

するとその男、一気に女性との距離を縮め、急接近して横に並んだのだ。そして確実に聞き取れなかったが、断片的な音声から推察するに、「飲みに行きませんか?」的なことを話しかけたのである。女性はほぼ完全無視。するとその男性、すぐにさっときびすを返し、女性が歩いているのと逆の方向に、逃げるように走り、すごい勢いでダッシュで去ってしまったのだ。

要するに「ナンパ」だったと思われるが、人がほとんどいない、自宅に近い深夜の公園で、突然背後から急接近してきた知らない男に声をかけられた女性の恐怖心は、かなりのものだったと想像できる。

このエリア、徒歩5分程度のところに私鉄の駅はあるが、駅前のにぎわいからは離れた、深夜はかなり静かになる住宅街だ。この男が、同じエリアでいつも類似行為をしているのか、今回たまたまその女性を目撃し、尾行したあげく声を掛けたのかは不明だが、なかなか見ない状況であった。

ちなみにナンパは、場合によっては「違法行為」になることもあるとされる。進路に立ちふさがったり、不安を覚えさせるようなやり方でしつこくつきまとったり、待ち伏せするなどすると、軽犯罪法や東京都の場合は都迷惑防止条例などに抵触する可能性があると言われている。

どの程度までつきまとうと「違法」になるのかという点に関しては、当局の個別判断になると思われるが、今回、深夜の公園でナンパした男がすぐ“撤退”せず、もう1回食いさがっていたら、時間帯的にも、周囲の状況的にも、女性に110番通報されてもおかしくなかった案件と思われた。

【文化社会部・Hデスク】