歌手のmisono(30)が6日、ブログを更新。自身が4日スタートのアニメ「ジュエルペット マジカルチェンジ」(テレビ東京ほか)で、同アニメシリーズでこれまでルナ役を担当してきた声優で歌手の宍戸留美(41)に代わり、同キャラクターを演じることについて、「謝りたい気持ちでイッパイです」とブログでつづった。

 ルナ役で声優デビューを果たすことになり、「『事務所の力』だとか『会社のおかげで』とか『姉が倖田來未だから』とか、『一切、関係ない』って事を、コレで、証明できた」と自信いっぱいに語っていたmisonoだったが、これまでルナ役を担当してきた宍戸はツイッターで「オーデション、あったのですか?知らなかった」「何年も付き合って構築してきたキャラクターが、違う方が担当に、というのをTwitterで知って、1番ショックだったのは私です。なので、もう言わないで下さい」と残念な気持ちをのぞかせていた(当該ツイートは削除済み)。

 宍戸のツイートを受けてmisonoは6日、「嬉しすぎて、喜んじゃってましたが、自分の事だけしか、考えてませんでした。すみません。スタッフさん&声優さんと“お会いできた際”には、謝りたい気持ちでイッパイです」と反省を示す。だが、匿名掲示板などでうわさされるような「“大人の事情”でmisonoが役を奪い取った」という事実はないと説明した。

 また、misonoは宍戸の一連のツイートも把握しているそう。「声優さんのファン&ジュエルペットのファンの方々にまで、嫌な想いをさせてしまい、しかも、人生&声優としても、大先輩で、過去の出演してる作品を見ても、尊敬でしかないのに、さらに“直接ではなく、間接的に”人を傷付けてしまって…自分も逆境の中で、イッパイイッパイで、余裕もなかったから、こんなに辛い想いしながら、アフレコをやるのは、切ないです」と複雑な胸の内を吐露する。宍戸に手紙を書くことも考えたが、「文章力がなく、勘違いされやすいので、誤解されたくないし、文字で、伝えるのではなく、別の形で、届けたいです」とのこと。この騒動をきっかけに、より思いを込めてルナ役を演じると宣言した。