歌手で俳優の梅沢富美男(64)が29日に起こった停電により東北新幹線が全線で約4時間半に渡り不通になったトラブルに巻き込まれ、状況説明をちゃんとしなかったJR東日本職員の不誠実な対応に対しキレたことを明かした。

 30日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」に生出演した梅沢は共演者で俳優の今井雅之(54)から「噂に聞いたんですよ。『梅沢先生がキレた』って」と尋ねられた。それについて梅沢は29日に「青森にいた」といい、東北新幹線のトラブルに巻き込まれたことを明かした。不通になった東北新幹線の運行について、状況説明をちゃんとしなかったJR東日本職員の対応について、キレたという。

 梅沢は「何十人、何百人の人に同じこと聞かれ、同じ答えをするのは大変」だと職員に同情の余地を見せたが、誠実に対応する職員がいる一方で、「マスクをしたじじいが『知りません。知りません』と言って」とそっぽを向くような不誠実な対応をしていた職員がいたとして「態度が悪い」と思い、その職員に「わかんねぇわけねえだろう!」と駅構内で怒鳴り声を上げたという。

 さらに、梅沢はその時のことを振り返り、「お客さんを何だと思っているんだ。お客さんはわからないから聞いているんだ」と職員の不誠実な対応に苦言を呈した。怒りが収まらない梅沢は「お前たちには説明する義務があるんだよ」とカメラに向かって声を荒らげた。なおも怒りが収まらず「そういうことちゃんとやるのは義務なんだ。JR(職員)として当然だろう?」と語気を強めた。そんな梅沢を傍らにいた今井が「すいません。僕が火をつけちゃいました」となだめた。