女優広瀬すずが、17歳の誕生日の19日に自身のブログを更新し、前日18日にフジテレビ系で放送された「とんねるずのみなさんのおかげでした」(木曜午後9時)に出演した中で、自身が口にした発言について「ごめんなさい。」と題して謝罪の思いをつづった。

 「先日放送された、『とんねるずのみなさんのおかげでした』の中で、私の軽率な発言がありました。いつもお世話になっているスタッフの方々に誤解を与えるような発言をしてしまい、申し訳ありませんでした。本当にごめんなさい。」(原文まま)

 自身のツイッターでも同様に謝罪した。

 広瀬は番組内のコーナー「食わず嫌い王決定戦」で佐々木蔵之介(47)と対戦。その中で、石橋貴明(53)から「好きな人は?」と聞かれ「価値観が一緒の人がいいです」と答えた。17歳とは思えない大人な発言に、石橋と木梨憲武(53)が驚く姿を見て、広瀬は「結構冷めてて、すごくドライなんですよ。イルミネーションを見てもワーッとリアクションができなくて。あんな高いところにかけた人は一生懸命やってるんだな、というのは分かるんですけど」と自身の性格について説明した。

 石橋から「テレビ局で働いている照明さんなんか見るとどう思うの?」と聞かれると、「どうして生まれてから大人になった時に、照明さんになろうと思ったんだろうと思う。録音部さんも、腕が疲れるのになんで自分の人生を女優さんの声を取ることにかけてるんだろう…すごい考えちゃいます」と答えた。演技する自身の周りで働くスタッフを見詰める目も、冷静であることをうかがわせたコメントだった。

 さらに広瀬は続けて「きっと大人になって年齢を重ねるとともに、本当に声を録るだけでいいの? って思っちゃいます」とも語った。その後も、とんねるずの2人の質問に対し、周囲のさまざまなものに対し、好奇心を持って「どうして?」と思う気持ちを語り続けた。そのことに対し、木梨は「かわいい」と笑みを浮かべたが、インターネット上では、一部の視聴者からスタッフを軽視しているのでは? との声が上がった。その反応に対し、広瀬は自身の声で、謝罪の気持ちを誠実に表したとみられる。

 17歳の誕生日だったこの日、広瀬は日本テレビ系で3月まで放送された、連続ドラマ初主演作「学校のカイダン」のプロデューサー陣にサプライズでお祝いされたという。そのことをツイッターで明かした。

 「生徒会長春奈ツバメではなく、、広瀬すず無事17歳になりました! 実は今日プロデューサー軍にまたサプライズでお祝いしてもらったの 学校のカイダンは永遠にスタッフさんもキャストも大好きです」(原文まま)

 誕生日に対し、お祝いコメントなども多かったようで「今日のこの時間までTwitterが全然繋がらなかった。ちょーーーーーーいっぱいのおめでとうコメントでわたしのケータイパンクしてました。プレゼントも沢山貰いました。ありがとうありがとうありがとう」(原文まま)と感謝の思いもつづった。