大手芸能事務所アミューズが昨年10月に実施した新人発掘オーディションでグランプリを受賞した清原果耶(13)が、NHK連続テレビ小説「あさが来た」(9月28日スタート)で女優デビューすることが22日、分かった。波瑠(24)演じるヒロインやその家族と深く関わる主要キャストに抜てきされた。

 清原は、主人公あさと、宮崎あおい(29)演じる姉はつが生まれ育った京都の豪商、今井家に奉公する少女ふゆを演じる。純真な性格で、はつが大阪の老舗両替商に嫁ぐ際に付き人に選ばれ、大阪に身を移す。幕末から明治維新を迎える激動の混乱期に、はつを守るため必死に行動していく。

 昨年10月のアミューズ主催の新人発掘オーディションで応募総数3万2214人の中からグランプリを射止めた。現在も大阪在住。週末に東京に通って演技レッスンを受け、モデルの仕事なども行ってきた。

 目標の女優は、連続テレビ小説「花子とアン」でもヒロインを務めた所属事務所の先輩、吉高由里子(26)。デビュー作がいきなり国民的ドラマ枠という幸運に恵まれ、本格的な演技経験はないが、15歳から20代半ばまでの設定を演じる挑戦が待っている。

 ◆清原果耶(きよはら・かや)2002年(平14)1月30日、大阪府生まれ。昨年10月開催「アミューズオーディションフェス2014」グランプリ受賞。今年4月からファッション誌「ニコラ」専属モデル。三井不動産「三井のリフォーム」やアステラス製薬「臓器移植をしたきみ」のCMに出演。159センチ。血液型B。