お笑いコンビ、ロンドンブーツ1号2号の田村淳(41)が、レコード会社について「要らないんですよね」と持論を展開した。

 6月30日放送のラジオ番組「ロンドンブーツ1号2号田村淳のNewsCLUB」で、田村は現在興味を持っているという定額制の音楽配信サービスについて言及。自身は数あるサービスの中で音楽聴き放題サービス「AWA(アワ)」を利用しているという。

 同アプリでは、ユーザーが独自のセットリストを作成することができ、それをツイッターなどで公開し、別のユーザーたちと共有できるという仕組みだという。

 従来のCD販売やダウンロードでの配信とは異なるこの新たなサービス。田村は「僕は2~3年前に『レコード会社なんて潰れてしまえ』って思ってたんで」と冗談めかしつつも、「潰れてしまえとは言わないですけど、潰れるだろうなって思ってたんですよ。CDに固執してずっと出し続けてるじゃないですか。握手券をつけたり、特典をつけて。でもそれではおっつかない時代に来てますからね」と、昨今の商法では頭打ちになることを見越していたという。

 また、自身もバンド活動で音楽業界に携わっていることから、「レコード会社の考え方とかすごい嫌いなんで。利権まみれなんで」と実情を暴露してチクリ。

 さらに「自分たちでCDなんか作れる時代なんで、自分たちで作って、デモCDって形をとって、グッズとして売ってるんですよ。そうすれば、間で(利益を)抜くやつが1人もいないんで」と、レコード会社などを介さない方法をとっていることを明かした。また、そうしたCDはライブ会場やネットショッピングで販売し、流通も自身で行うことから「レコード会社、要らないんですよね」とレコード会社不要論を展開した。