乃木坂46の橋本奈々未(22)が17日、ロック好きの一面を明かした。10代アーティスト限定の音楽フェス「未確認フェスティバル」初代応援ガールに就任し、都内で発表会に出席した。

 この日は、Tシャツにダメージジーンズとロックテイスト漂う服装に、ギターを持って登場した。もともとロック好きといい「最近よく聞いているのはキュウソネコカミ。先日もライブにお邪魔しました。ヘドバン(ヘッドバンキング)はできないですが…。以前フェスでマキシマムザホルモンを聞いたときは、さすがに頭を揺らしました。そうせざるを得ませんでした」と素顔を明かした。

 同フェスは、「音楽の甲子園」と呼ばれ、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」が08年から14年まで開催した「閃光ライオット」を受け継ぐ形でリニューアル。来月30日に、東京・新木場スタジオコーストで行われるファイナルステージに向けて、10代アーティストがしのぎを削る。

 自身が、乃木坂46のオーディションを受けた当時のことを問われた橋本は「私は生活苦がどうにかならないかという思いで、芸能界があるとオーディションを受けた身なので…。初めてのオーディションで、何も知らないど素人が飛び込んでしまったので、特技も『いっぱい食べられます』しか答えられなかった」と苦笑い。

 それでも、10代の若きアーティストに向けて、用意された黒板には「楽しむことだけ考えろ!!」とロックに記し、「出場するアーティストさん通過したいという思いとか、たくさん背負うと思う。でも、本当に楽しもうという気持ちで全力で臨めば、悔いなくできると思います。見る方も、未来のスターの第一人者として楽しみきってほしい」とエールを送った。

 ファイナルステージには、ゲスの極み乙女。とグッドモーニングアメリカが出演。橋本は、同日に乃木坂46の神宮球場公演があるため欠席するが「出場する全アーティストの音源をチェック済みですし、みな熱いバンドです。私なりに応援して盛り上げていきたいですし、気になるアーティストもいるので(また別の)ライブに個人的にも行きたい」と話した。