今年5月に認知症を公表した女優で声優の大山のぶ代(81)が、29日、都内で行われた12月上演の舞台「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE~さよなら絶望学園」(12月3日初日、Zeppブルーシアター六本木)の制作発表会見に声のメッセージを寄せ、取材陣に公開された。

 大山は物語の鍵を握るキャラクター「モノクマ」の声を担当し、8日に収録を行ったが、この日の会見は欠席した。

 大山の冒頭「モノクマ役を務めさせていただきます大山のぶ代です。このたびは『スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE』の公演決定、誠におめでとうございます」とあいさつ。続けて「先日、この舞台のためだけに新たなセリフを収録させていただきました。私はモノクマがだーい好きなの。久しぶりにまた、モノクマを演じることができて本当に幸せです。うぷぷぷ。ワクワクのドキドキのステージの始まり始まり。オマエラ、ギロッポンで待ってるぞ」と呼びかけていた。関係者によると、収録時も同様に元気で愛らしい声だったという。