華やかな舞台で活躍するハリウッドスターたち。そんな彼らが一本の映画の稼ぐギャラってどのくらい? 人気が出れば出るほど高額になっていく俳優業の秘密を解説!

 ゴシップサイト「Hollywood Reporter」によると、映画『アイアンマン3』(2013)に出演したロバート・ダウニー・Jr.(50)の出演料は、5000万ドル(約62億円)。なんと、この金額、映画の総合収入の5~7%に匹敵する。

 また、女優のジェニファー・ローレンス(24)も今では高額なギャラをもらう女優の1人だが、シリーズ一作目である映画『ハンガー・ゲーム』(2012)に出演した際のギャラは50万ドル(約6100万円)だった。しかし、映画の大ヒットによりシリーズ二作目の『ハンガー・ゲーム2』(2013)では出演料は1000万ドル(約12億円)と大幅にアップしている。出演作品がヒットすれば、それに応じてギャラが上がってくるのがハリウッド業界の流れ。

 しかし、同サイトによると、こうして高額のギャラをもらう俳優がいる一方で、映画業界全体のサラリーは安くなっているという。高額なギャラがもらえるAリスト俳優入りを果たせば収入は大きいが、ミドルクラスの俳優のギャラはカットされているのが現状。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)に出演したベテラン俳優のレオナルド・ディカプリオ(40)の出演料は2500万ドル(約30億円)。その一方で、同映画に出演した俳優のジョナ・ヒル(31)の出演料6万ドル(約730万円)というから差は歴然だ。

 華やかに見えるハリウッド業界。だが、実力や出演映画の良しあしによって収入が大きく変わってくる、格差が非常に大きい世界だといえる。

【ハリウッドニュース編集部】