電撃結婚の背景には、堀北真希(26)の強い結婚願望があった。わずか交際2カ月でゴールインした堀北と山本耕史(38)のビッグカップル。異例のスピード婚は、女性としての幸せをつかみたいと強く願った堀北の思いが、タイミングよく通じた結果だった。

 いくつもの条件が重なった結果だった。親しい知人によると、もともと堀北は結婚願望が強かった。仕事は順調そのものだったが、周囲に「結婚して、早く子供がほしい」と折に触れて話していたという。

 これまで、交際に関する報道はほとんどなかったが、ある関係者によると、過去に静かに愛をはぐくんでいた男性の存在もあったという。CM契約を多数抱える人気女優だけに、交際はもちろん、結婚を決めるタイミングが重要。別の関係者は、交際していた男性について「結婚するという結論に達しなかったこともあってすれ違いが生じ、今年春ごろに交際を解消したようです」と証言する。

 山本と6年ぶりに再会したのは、夢だった結婚をあきらめた直後だった。再会のきっかけとなった共演舞台「嵐が丘」は今年5月。以前から堀北に対して好意を抱いていた山本と急速に距離を縮めることができた背景に、その強い結婚願望があったことは十分に考えられる。

 山本と親しい関係者は「山本さんは、とにかくマメな人。優しい言葉をかけることも多く、演技に悩む共演者にも、ごく自然な感じでアドバイスする」と話す。共演を機に堀北が山本に対し、支えてくれる存在と意識し始め、交際するなら結婚前提というこだわりも山本に受け入れられた。

 別の知人はスピード婚に至る経緯について「あくまでも結婚を意識した関係だったので、交際が明るみに出るなら、正々堂々としたいという思いが強かったようです。これが決断につながったようです」と話す。

 関係者によると、ステージママとして知られる山本の母親も、穏やかでまじめな性格で、女優としての評価も高い堀北との結婚前提の交際には、最初から賛成だったという。