錦織一清(50)が原案・演出を手掛ける新作ミュージカル「JAM TOWN」(KAAT神奈川芸術劇場)が来年1月13日から上演されることが29日、分かった。横浜を舞台にしたオリジナル作品。船を改造したバーを営むマスターが、離れ離れの娘と再会する物語。錦織と主演の筧利夫(53)がこの日、都内で取材に応じた。

 2人は18年前、劇作家つかこうへいさんの紹介で出会い、飲み仲間だったという。錦織は「(主人公の)お父さんはかなりのワルですが、知人から(筧も)『暴れん坊だから気をつけて』とメールをもらいました」と笑わせたが、「ポテンシャルがある方。お父さん役をやると深みが出てくるのでは」と信頼を置く。

 筧は「舞台俳優は暴れん坊なんです」と苦笑いしつつ「錦織さんの見た目が、どんどんつかさんみたいになってきている。演出もそんな感じなのかな」と期待を寄せていた。