ナイティナインの岡村隆史(45)が19日、大阪市中央公会堂でダンスイベントに出演し、当時流行していたブレークダンスに夢中だった中学時代が「最高のモテ期だった」と振り返った。

 岡村はこの日、大阪市の魅力を全国に発信しようと吉本興業が主催する「大阪ラフフェス! in 中之島 6DAYS LIFE」に出演。イベント「岡村隆史のDANCE BOKAN」を開き、旧友と29年ぶりにダンス共演した。

 岡村は小学6年のとき、大阪最大の繁華街、梅田でブレイクダンスを踊るグループを見て「格好いい」と、とりこに。中学に入り、地元で名高いダンスチーム「Angel Dust Breakers」に所属し、活動していた。

 この日は、その「Angei-」メンバーと共演。背中でクルクルと周回するブレークダンス独特の技も披露した。

 岡村によると、中学時代は「ダンスしかやってなかった。毎週、毎週、ダンスやってた」そうで、チームでは最年少。「ちっちゃくてかわいい」と言われ「あのときが人生で一番モテた」とか。その頃を知るチームメートによると、当時の岡村は「全然しゃべれへんし、おとなしい」タイプだったといい、後に芸人になり、ブレークするとは想像もできなかったという。

 無口で小柄なモテモテ少年が、独身の中年男性に…。それでも、往年の仲間と久々にリズムにのり、岡村は「めっちゃ感動してます」と興奮していた。

 同フェスは23日まで同所で開催。20日には吉本新喜劇の内場勝則、未知やすえ夫妻が、織田作之助の「夫婦善哉」をモチーフにした吉本新喜劇を上演。同公演には、吉本興業のライバル松竹芸能から、所属芸人の海原はるか・かなたもゲスト出演する。