SMAP香取慎吾(38)が主演の映画「ギャラクシー街道」(24日公開)の完成披露試写会と舞台あいさつが5日、都内で行われた。

 2265年の宇宙を舞台にして、監督を努めた三谷幸喜氏(54)が破天荒な三谷流の笑いを前面に打ち出したロマンチックコメディー。ハンバーガー店の店主を演じる香取は「映画は笑いだけ。感動なし!」とジョーク交じりに言い切り、三谷監督も「とてもへんてこな映画」と説明した。

 舞台あいさつも“へんてこ”だった。香取の妻を演じる綾瀬はるか(30)は、公開を待ちわびたファンへのコメントを求められると、「えっ」「私がですか?」「そうですね。はい」と天然ぶり全開。大竹しのぶ(58)も「本当にくだらなくて、何もない映画なんです」。会場に“そこまで言うか!”的な空気が流れると、あわてて「本当に芸術作品です」と付け足して笑いを誘った。

 8月に女優堀北真希(26)と電撃結婚した山本耕史(38)もいじられた。香取は「こんばんは。堀北慎吾です」と自己紹介。三谷監督は「宇宙一調子に乗っている」と指摘したが、山本は「何と言われても、へでもない」と、終始笑顔を絶やさず、幸せオーラに包まれていた。