3月にSKE48を卒業し、イラストレーターとして活動する古川愛李さん(25)が8日、東京・池袋のサンシャイン水族館で、オリジナルグッズ発売を記念したイベントに出席した。缶バッジなどが入った2種類の缶詰とキーホルダーは、古川さんが書いたイラストから商品化されたもの。「自分の考えたキャラクターがグッズになるのが夢だった。出来はバッチリです」と喜んだ。

 SKE48時代から仲良しの高柳明音(23)には、商品はデザイン段階から見せて相談していたという。29日には高柳が24歳の誕生日を迎えるが、誕生日プレゼントに勧められると、古川さんは「これ、いるかなあ…?」と自虐的に話していた。

 またこの日から水族館内の「カナロアカフェ」で、イラストの展示も始まった。「ギャラリーカフェのようなことも、やってみたかったんです。有名な(イラストレーターの)方もやっているので」。一気に2つの夢をかなえ、忘れられない1日になった。

 最近は地元名古屋を拠点に、イラストなどの創作活動を行っている。今後は「カフェのメニューを考えたいですね。パンケーキに(オリジナルキャラクターの)ちびあいりんの焼き印を押すとか。あとはグッズを増やしたり、第2弾の絵本も描きたい」と意欲満々だった。

 29日にはSKE48の楽曲総選挙「リクエストアワー」が開催される。過去に卒業生が出演したこともあったが、古川さんは「もうちょっと『久々』になってから出たいかな。代わりにちびあいりんに出てもらって、私が声を当てるとか。出るならおもしろい出かたがいい」と話していた。