HIVの陽性であることを告白したチャーリー・シーン(50)が、売春婦らに年間160万ドル(約2億円)以上を費やしていたことがわかった。米ナショナル・エンクワイアラー誌最新号が入手したシーン経営のプロダクション会社の13年度財政報告書によると、シーンは合計162万9507ドル(約2億123万円)を売春婦に払っていたという。

 シーンの内部関係者によると、売春婦らに支払った金額は「友好エンターテインメント費」として計上されているらしいが、何人の売春婦らに支払われたかは触れられていないという。しかし、11年にHIVと診断された後も、奔放なセックスライフが続いていたことがうかがえる。2人の元妻たちに支払われた養育費は合わせて100万ドル(約1億2350万円)ほどで、専属シェフに41万ドル(約5063万円)、チャリティへの寄付金として18万8700ドル(約2330万円)が計上されている。シーンはこの頃から、いくつものエイズ関連チャリティを支援していたという。

 米情報サイトRadarOnlineはさらに、シーンはポルノ女優、グルーピー、コールガール、ストリッパーたちだけでなく、性倒錯者やゲイとも性交渉を持っていたと報じている。ある情報筋は同サイトに、「チャーリーは密かにバイセクシャルだった。彼はいろんな種類のセックスパートナーがいた。自分の邸で性倒錯者と寝るために彼らを雇い、定期的に何千ドルものお金をつぎ込んでいた」と語っている。元妻ブルック・ミュエラーとは08年から11年まで結婚していたが、互いに複数のセックスパートナーがいたという。2人をよく知っている情報筋は、「誰もが思っているより、はるかに歪んでいる。クレイジーだ」と語っている。(ニューヨーク=鹿目直子)