大みそかの「NHK紅白歌合戦」の出場歌手が26日、発表され、初出場組として脱線気味に意気込みを語った4人組バンド、ゲスの極み乙女。に総合司会の有働由美子アナウンサーを苦笑いさせる場面があった。

 演出のプランについて聞かれたメンバーの川谷絵音は「ぱいぱいでか美というアイドルに聖水をかけられるという映像を流しながらアリーナツアーを回ったんですけど、(観客に)こんなに親子連れが増えていると知らずに大量のクレームをいただいて、もうやめようということになって映像をお蔵入りにした。子供たちに伝わるような、子供から『ゲスの極み乙女。』ってかっこいいと言われるような演出を」。

 会見場は爆笑だったが、有働アナは「ギリギリのワード。NHKとしては、今後気を付けていただければ」と苦笑いでクギを刺していた。

 川谷は初出場について「まさか『ゲスの極み乙女。』というバンド名でNHKに出られるとは。老若男女に愛されるバンドの第1歩として頑張りたい」と話した。