明石家さんま(60)が、フジテレビの番組に出演し続ける理由を明かした。

 28日放送のラジオ番組「ヤングタウン土曜日」でさんまは、過去に週刊誌に報じられたスキャンダルによってイメージが悪化し、多くの番組を降板させられる憂き目に遭ったエピソードを語った。

 その週刊誌記事とは「さんま泥沼。慰謝料1千万」という内容の記事だったが、さんま曰く「女が週刊誌に売った、うその記事なんですよ」とのこと。それでもタレントのイメージが悪化したことで、それまで出演していたテレビやラジオ番組を次々に降板させられたという。

 「なんでこんなウソで辞めさせられなアカンねん」と、憤慨した当時を振り返ったが、「そういう時代だったんですね」とさんま。そんな中、「ただ、東京の『ひょうきん族』のスタッフだけは表彰してくれたんです。『こんなに話題を作ってくれて』と。全局が『さんまを降ろす』って言ってたのに。だから俺はフジテレビはずっと(出てる)」と語った。

 「若手のディレクターたちが守ってくれたから。こいつらに恩義を感じて、『やろう』と」と、同局の番組に出演し続けている理由を明かした。