心臓からの血流が悪くなる大動脈弁狭窄(きょうさく)症のために、心臓の人工弁置換手術を受けた歌手杉良太郎(71)が19日、コメントを発表した。

 「心配をおかけして申し訳ありません。手術は無事に終わり、経過は良好です。術後はしっかり動くことがより回復する近道だそうなので、毎日リハビリで歩いています。退院後は『アジア国際子ども映画祭』の子どもたちの作品分析作業や新曲のための作詞をしなければならないのですが、少しゆっくりしながら来年に向け身体を整えて行きたいと思います」。

 杉は現在、TBS系ドラマ「下町ロケット」(日曜午後9時)に、帝国重工社長・藤間秀樹役で出演中。

 ジョーク好きで知られる杉だけに、最後は「ドラマでは人工弁でしたが、私は生体弁(牛の生体組織)を使用しました」と付け加えた。