伍代夏子(54)と藤あや子(54)が7日、東京・明治座舞台「新春特別公演」の初日を終え、同所で会見を行った。

 泉鏡花の名作「日本橋」が原作で、芸者の2人が心の葛藤や日本の風情を描く芝居「日本橋春秋」と歌謡ショーの2部構成。ショーでは、6日に発売になったばかりの新曲「花つむぎ」(伍代)、「夕霧岬」(藤)やなじみのヒット曲を披露する。

 日替わりゲストも三山ひろし(7~15日)、花園直道(16~19日)、山内恵介(20日~2月4日)と勢いのある若手ばかり。藤は「楽しくてしょうがない。きれいでいなくっちゃ」と声を弾ませた。

 伍代は夫の杉良太郎が昨年12月に心臓からの血流が悪くなる大動脈弁狭窄(きょうさく)症で、人工弁置換手術を受けたばかり。杉の静養と伍代の舞台稽古のために、99年の結婚以来、初めて正月を別々で迎えた。藤から「でも、電話は毎日しているのよ」と冷やかされていた。

 舞台は2月4日まで。