絶好調のNHK連続テレビ小説「あさが来た」で、波瑠(24)演じるヒロインあさを支える主要キャストふゆを演じている清原果耶(きよはらかや、13)が9日、商売繁盛の神様として知られる大阪・今宮戎「宝恵(ほえ)かご行列」に参加した。

 「ほ~えかご~」。大阪・ミナミをかごに乗って練り、今宮戎までを移動する行列は、縁起物とされ、毎年、朝ドラ出演者も参加する。昨年はヒロインのシャーロット・ケイト・フォックスだったが、一昨年の「ごちそうさん」では、高畑充希が乗るなど、“出世枠”とされ、清原は「気持ちがよかった」と笑みを浮かべた。

 沿道では「ふゆちゃん!」の役名以外にも、「かやちゃん」と呼ばれたといい、カメラを手にかごを追いかけるファンの姿もあった。ファンの声援には「関西出身なんで、ぐいぐいきてくれるのは慣れているというか(笑い)。でも、段々(役名ではなく自分の名前の)かやちゃんって言ってもらえるようになって、うれしいです」と話す。

 劇中では、ヒロインの実家から、宮崎あおい演じる姉はつの嫁ぎ先へ奉公に出て、その後、ヒロインが切り盛りする加野屋へ移る。

 実年齢13歳とは思えない大人びた演技が注目されているが、素顔は中学2年生の少女。「友達は最初は(役柄と)違和感があるねって言っていましたけど、最近では『かや=ふゆちゃん』になってきたって言ってくれます」と話すと、はにかんだ。

 吉高由里子にあこがれ、将来的には「吉高さんと共演もしたいですし、役柄としては悪役をやってみたい」と話していた。