国民的アイドルグループSMAPの解散が伝えられた13日、各方面に衝撃が走った。

 SMAPの解散報道を受けて、テレビやCMの業界では戸惑いが広がった。SMAPとしてのテレビ・ラジオのレギュラー番組は現在3本だが、単独で出演する番組は多い。ある民放関係者は「問題が円満解決するかどうかの情報が全くなく、先が見えない。解散となれば、過去の出演映像の権利がどうなるかという問題も生じる」と頭を抱える。

 ブランドイメージはCM業界でも絶大。ある大手広告会社関係者は「あらゆる世代から支持を集めるグループはSMAPと嵐ぐらい」とショックを隠せない。

 2020年東京パラリンピックへ向け、PR活動で協力を受けていた日本財団パラリンピックサポートセンターの小沢直常務理事は「全然状況が分からない。様子を見守りたい」と戸惑い気味だった。