ベッキーがレギュラー進行を務めているフジ系「にじいろジーン」(土曜午前8時30分)について、今月30日放送分から「当面の間」休演することになり、29日午前、制作のカンテレ(関西テレビ=大阪市北区)が発表した。

 ベッキーは、ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル川谷絵音(えのん、27)との不倫騒動が依然として尾を引いていた。

 カンテレはこの日午前、ファクスで、ベッキーの番組出演について発表。「所属事務所のサンミュージック様から申し出があり、協議の結果、1月30日の放送より当面の間、番組出演を見合わせる運びとなりましたのでご連絡させていただきます」と記し、当面の休演を明らかにした。

 これについて、同局によると、事務所側から申し出があった時期は明らかにしていないが、その内容については「毎週、土曜朝に大阪での生放送とあって、現状のベッキーの体力を鑑みて、その任を担いきれない」といったものだったという。

 カンテレでは今月22日、福井澄郎社長が大阪市内で新春会見を開き、ベッキーの降板について「検討していない」と明言。「出演者のプライベートと番組は切り離して考えているし、ベッキーさんの才能に期待して起用している事実に変わりはない」と話していた。