お笑い芸人の陣内智則(41)が、歌手の和田アキ子(65)を激怒させてしまったエピソードを明かした。

 陣内は18日深夜放送のラジオ番組「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」にゲスト出演。同じくゲスト出演したスピードワゴンの井戸田潤が和田の自宅に呼ばれた際のエピソードを披露したが、陣内はその時の泥酔した和田から電話を受けたことを明かした。

 電話を受けたのは夜中1~2時で、陣内は打ち合わせ中だったという。「井戸田潤」との通知があり出てみると、「『何してんねんお前』ってなったんですよ、第一声が。酔ったおっさんが潤のケータイを拾って俺に電話してきたって思って」と陣内はその電話の主に腹が立ち、「なんやお前」と言い返したという。

 すると電話の主が激怒し、「『お前』って誰に言うとんねん!お前!」と声を荒らげ、陣内も「なんやお前、ええかげんにせえよ、こんな時間に。お前誰や!」と言い返し口論に。電話の主が「和田や!」「アッコや!」と名乗るも、その声がどうしても中年男性の声にしか聞こえない陣内は頭に血がのぼっていることもあり「うそつけ! お前、おっさんやんけ!」。

 しかし電話の向こうで、井戸田が勘違いしている陣内になんとか知らせようと「アッコさん、アッコさん」と呼ぶ声がうっすらと耳に入り、ふと冷静になり「ホンマに、和田アキ子か」と恐る恐る聞き返すと、和田は「お前、誰が言うとんのや!」となおも激怒。陣内は、当時タレントで吉本の先輩である島田紳助さんに間を取り持ってもらいすぐに謝罪しにいったそうだが、「めっちゃ怖かったです。僕、もう『終わった』って思いましたもん、芸能界」と振り返った。