英女優のエマ・ワトソン(25)が、セックスサイトを利用していることを自ら明かした。ニューヨーク・デイリー・ニューズ紙によると、ワトソンはロンドン市内で開かれた、フェミニストのグロリア・スタイナムとのオンステージ・インタビューで、科学的リサーチを利用し、女性が床上手になるのを助けるためのサイトOMGYES.comを、ある友人から紹介されたと告白したという。

 現在、俳優でプロデューサーのロベルト・アグワイアと交際中のワトソンはスタイナムに、「もっと前からこのサイトがあればよかったのに。絶対にチェックして欲しい。会費は高いけど、それだけの価値はある」と語ったらしい。ワトソンはフェミニズムについて学んだり、フェミニストとしての活動に専念するため、女優業を1年間、休業すると発表したばかりだ。

 同サイトの広報によると、会費59ドル(約6700円)を一度払えば継続的に利用できるという。広報はニューズ紙の取材に対し、「科学者たちは、性的な喜びを得るためのテクニックはタブーであるため、これまでリサーチしてこなかった。私たちは460万ドルの研究費を投じ、リサーチを行っている。研究結果をドキュメンタリー・インタビューという形にして、実践的で、リアルで、実験的なものにしている。実在する女性たちを使い、セクシーなドキュメンタリーやそうでないものも制作している」と語ったという。

 会員たちが映像で学んだことを、タッチスクリーンでシミュレーションできるシステムもあり、会員の男女比率は半々だという。(ニューヨーク=鹿目直子)