26日夜に救急車で病院に運ばれ、入院していた米ニューヨーク在住のアーティスト、オノ・ヨーコさん(83)は27日、退院した。米メディアが報じた。

 息子のショーン・レノンさんはツイッターで「彼女は自宅に戻り、普段通り動き回っている。結局ただのインフルエンザだった」と説明した。

 オノさんはビートルズのメンバーだった故ジョン・レノンさんの妻。米メディアは一時、オノさんが脳卒中で意識不明になったと報じたが、ショーンさんはツイッターで「脳卒中ではなく、脱水症状と疲れ。大丈夫だ」と伝えていた。

 オノさんは前衛芸術家として活躍していた1966年にジョンさんと出会い、69年に結婚。80年にジョンさんが射殺された後も芸術活動を続けている。