俳優のレオナルド・ディカプリオ(41)が、現地時間28日に行われた第88回アカデミー賞授賞式で主演男優賞を受賞した。

 レオナルドは1993年の映画「ギルバート・グレイプ」でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、今回で俳優部門のノミネーションが5度目となった。すでにアカデミー賞を受賞していてもおかしくないほど認められているレオナルドだけに、世間やメディアは授賞式前から彼の受賞の期待で話題となっていた。

 そして、28日に大本命だったレオナルドが「レヴェナント:蘇えりし者」(4月22日日本公開)で主演男優賞に輝き、会場は総立ちで受賞を祝福した。レオナルドは「みなさん、本当にありがとう。アカデミーに感謝します。会場にいるすべての人にも感謝しています。素晴らしいパフォーマンスをした今年のほかのノミネート者も祝福したいです。「レヴェナント」は信じられないほど素晴らしいキャストとクルーのたゆまぬ努力の産物です」とスピーチ。最後に「気候変動は本当に、今まさに起きています」「この星を当たり前だと思わないようにしましょう。私も今夜のことを当たり前だとは思いません」と環境問題の深刻さを訴えた。

 レオナルドの初受賞に「ようやく受賞した!」とネットは大盛り上がりで、GIFやコラ画像などが投稿された。歌手のカニエ・ウェストはツイッターに「ようやく!!! 俺たちの男!!! 俺たちはすごくうれしいぜ、レオ!!!」、歌手のジョン・レジェンドは「レオナルド・ディカプリオ、おめでとう。素晴らしいスピーチだ!」、司会者のエレン・デジェネレスは「彼はやった! 本当にやった! レオナルド・ディカプリオ、愛してる」とツイート。日本のツイッターでも「レオ様」「ディカプリオ」「レヴェナント」がトレンドに浮上していた。【ハリウッドニュース編集部】