演歌歌手原田悠里(61)が8日、東京・文京区の湯島天神で新曲「女・・みぞれ雨」のヒット祈願とミニコンサートを行った。

 今年が歌手生活35周年の節目。師匠北島三郎(79)が作曲とプロデュースを手がけた勝負曲だ。「『原田のために』とずっと温めていてくれた曲です。レコーディングにも立ち会ってくれて、いろいろとアドバイスもいただきました」。

 女心を切なく歌い上げるロマンチックな歌詞。「悲しい曲こそ明るく歌えと言われているので、そう歌唱します」。ミニコンサートでは、新曲など6曲を披露した。

 北島は坂本冬美や藤あや子らにも楽曲提供をしている。「私は師匠の直弟子で(事務所所属タレントの)長女。2人には『芸能界の本妻は私よ』とけん制しています」と笑わせた。

 ここ数年は、年下恋人の存在も気になるところ。「35周年の今年は、彼のことはひとまず置いておいて…。プライベートは充実していますから」。

 最後は、梅の花の下で多くのファンに見守られながら「梅の次はユリですよ。悠里の出番です」と35周年の飛躍を誓った。