女優檀れいが15日、「ヴァン クリーフ&アーペル」銀座本店のオープニングにセレモニーに出席した。

 檀は、熊本県益城町で震度7を観測した地震を心配し「宝塚(歌劇団)の下級生の時、阪神淡路大震災を経験しています。一気に生活が変わり、これからどうなってしまうんだろうという不安がある日々だと思います。そういう思いを九州でされている方がいらっしゃると思うと、胸が苦しくなります」と話した。

 華やかなジュエリーのイベントということも考慮し「こんな大変な時だということは分かっております。そこはどうかお許し下さい」とあいさつした。

 この日の装いは、ピンクのドレスに、同ブランドの総額1億1000万円以上のジュエリー。ジュエリーの思い出を聞かれると、檀は、夫で歌手、俳優の及川光博の両親が、昨年金婚式を迎えた時のことを語った。檀は「及川の父と母が結婚されて50年の金婚式に、きょうだい皆でパールのネックレスと、ネクタイピンを贈りました。私が見立てました。すごく喜んでくれました」。