SMAPの大ヒットシングル「世界に一つだけの花」が、19日発表のオリコン週間ランキングで、11位(8051枚)にランクインした。前週は926枚を売り上げて50位だったが、急上昇した。

 急上昇の要因は、フジテレビ系「SMAP×SMAP」(月曜午後10時)が、今月15日に放送開始20周年を迎えたことが影響しているとみられる。熱心なファンが13日ごろから、ツイッターで、「♯世界に一つだけの花」「♯スマスマ20周年おめでとう」などのハッシュタグ(つぶやきが何を意図する投稿なのかを示し、まとめて検索などをできるようにするシステム)を付けて呼び掛けあう投稿が見られた。

 同シングルの累計売上は268・4万枚となった。

 SMAPの解散騒動が勃発した今年1月、グループの存続を願うファンが「♯世界に一つだけの花購買運動」「♯SMAPは終わらせない」などと呼び掛けあい、同シングルの購買運動を行い、その結果、2月1日付の週間ランキングで3位になった。その後も2日8日付のランキングで8位になったことがあったが、今回はそれ以来の上位ランクインとなった。