女優の酒井若菜(35)が、ドラマ出演にあたって役作りのために自身の前歯を1本抜いたことを明かした。

 酒井は23日に更新したブログで、俳優のユースケ・サンタマリア主演のフジテレビ系ドラマ「火の粉」の第4話と第5話にゲスト出演することを告知するとともに、「私、この役作りで、前歯を一本抜きました。そして、銀歯を入れて撮影していました」と明かした。

 「どこにも出かけられなかったよ。はは」と歯の抜けた自身の顔を自虐的に表現したが、「役として必要だったのはもちろん、大切なユースケさんの、大切な主演作に、少しでも貢献できればと思い、ユースケさんはじめ、皆さんと相談して、抜いちゃいました」と、自身のエッセー「酒井若菜と8人の男たち」でも対談したユースケのためにも身体を張ったことを明かした。

 「ゲスト出演で歯を抜くて…と言うかたもいるでしょう」と疑問の声があがることを予想し、「しかし私は、以前から言っているように、役や作品の大きさで、役作りの程度を変えることができないのです。ゲスト出演でも、必要ならば歯の一本くらい抜く。それが私の仕事に対する誠意です。クマやほうれい線がいっぱい出るように、極力ブスに映れるように、努めました」と女優としての信条をつづった。