音楽プロデューサーの小室哲哉(57)が、慢性心不全のため亡くなった作曲家でシンセサイザー奏者の冨田勲さんを偲んだ。

 小室は少年時代に見た冨田さんの演奏が、自身がシンセサイザーを始めるきっかけになったと公言している。9日にツイッターで「音楽の師匠でしたね」とつづり、「少しの日々でしたが、 いろいろと教えていただきました」と、文末に“合掌”の絵文字を付けて悼んだ。

 冨田さんは、70年代からシンセサイザーをいち早く導入。74年のアルバム「月の光」が日本人で初めてグラミー賞にノミネートされるなど世界的に活躍した。5日午後2時51分、慢性心不全のため都内の病院で死去した。84歳だった。