米女優ジュリア・ロバーツ(48)が、南仏で行われている第69回カンヌ国際映画祭のレッドカーペットに裸足で登場して話題になっている。

 ロバーツは俳優ジョージ・クルーニー主演でジョディ・フォスターがメガホンをとった映画「マネーモンスター」の上映会にシックな黒のドレスで登場したが、ドレスの裾から覗く足元は黒いペディキュアを施した素足だった。

 昨年の映画祭では、フラットシューズを履いていた女性が、「(映画祭に)相応しいハイヒールに履き替えるように」と言われて入場を拒否されたことを受け、一部の女優らが「ハイヒールを脱ごう」と呼びかける騒動が勃発。運営側がハイヒールは任意でドレスコードではないと発表していたが、権威ある映画祭に裸足で出席したロバーツに驚きの声があがっている。

 ロバーツは過去にもゴールデン・グローブ賞授賞式などに裸足で出席したことがあるが、「思いもよらないことをやってのけた」とファッションにうるさい仏メディアは伝えており、今のところ批判は出ていないようだ。(ロサンゼルス=千歳香奈子)