武井咲(22)がTBS系の主演連続ドラマ「せいせいするほど、愛してる」(7月スタート、火曜午後10時)で、滝沢秀明(34)と大人の恋愛ドラマに挑戦することが24日、分かった。初共演の2人は限りなく純愛に近い、禁断の不倫関係に陥るカップルを演じる。ドラマでは写真のようなキス場面も見られるか!?

 複雑な大人の恋愛ストーリーに、同局のドラマ初主演の武井が挑む。女性漫画誌「プチコミック」に連載されていた北川みゆき氏の同名漫画が原作。武井演じる企業の広報部で働く栗原未亜は、交際相手にプロポーズされていたが、仕事に生きがいを感じ結婚に踏み切れないでいた。そんな栗原の前に、滝沢演じる副社長・三好海里が現れ、徐々にひかれていく。しかし、三好は既婚者だった。

 同ドラマのキャッチフレーズは「これを不倫だと思いますか? それとも純愛だと思いますか?」。2人の禁断の恋愛を軸に、さまざまな事情と人間模様が絡み合っていく。キスシーンが折り込まれる可能性も十分だ。

 これまで多くのラブストーリー作品を経験してきた武井が、一筋縄でいかない大人の恋愛をどう演じていくかも見どころのひとつだ。伊与田英徳プロデューサーは「難しい大人の恋愛に正面からぶつかり、思いを突き通すお芝居ができるのは武井さんしかいないと思った」と明かした。

 一方、滝沢は、同局のドラマ出演は「オルトロスの犬」以来、7年ぶり。滝沢は最高視聴率29・5%を記録した1999年放送の同局ドラマ「魔女の条件」で、女教師と恋に落ちてしまう男子生徒を演じた。同ドラマから17年、シチュエーションは違うが再び“禁断の関係”に挑戦する。

 共演は中村蒼(25)水沢エレナ(24)トリンドル玲奈(24)高橋光臣(34)ら。武井は「今までは『ラブコメ』のような作品が多く、大人のラブストーリーというのはあまり経験がなかったので、楽しみです。純粋な思いや、働く女性の輝きなども表現していければと思います」と力を込めた。滝沢も「仕事にも恋愛にもひたむきな大人の男女を描いているので、女性だけでなく男性にも、楽しんで見ていただければ幸いです」とアピールした。