31日の日本武道館公演をもってモーニング娘。’16を卒業するズッキこと鈴木香音(17)が、自身のブログで心境を語った。

 2011年に同グループの9期メンバーとして加入して以来、「ぽっちゃりキャラ」「NGなしアイドル」として知名度を獲得していった彼女。卒業前夜のブログでは「私は不器用だからか、感情を隠す事が苦手なんです。だから、ただの鈴木香音っていう、アイドルじゃない普通の女の子な私を多く見せてきてしまったんだと思います」とこれまでの活動について複雑な心境をつづった。

 ファンに対しては「私にとっては、ファンの方々…というより、1人1人の人との大切な出会いだったんです。だからこそ、別れが辛いのが本音。こんなにもたくさんの人に出会えて…愛されて」と感謝の気持ちを述べた。

 かつてハロー!プロジェクト総合プロデューサーを務めていたつんく♂(47)に「鈴木の笑顔はやはりかっこいい。あいつは過去にない良いポジションを作ってくれると思います」と言わせたこともあるほど、常に笑顔を絶やさず明るいキャラクターだった鈴木。「こんな大切な出会いがあったからこそ、私は自分を大切に出来るようになりました!」「人間として鈴木香音を応援してくれたひとが居たから、卒業という大きな決断が出来たんです」と、卒業についての前向きな思いを改めてつづった。