元NMB48の福本愛菜(23)が1日、大阪市内で、吉本新喜劇研究生への転身3周年ライブ「福本愛菜のミラクル★ライブ~船の上の愛菜」(7月9日=大阪・道頓堀川)について取材会を開き、同時に、地元・奈良の梅乃酒造から販売する「日本酒仕込みのメロンのお酒 福本愛菜」(1600円)も発表した。

 「お酒が好きなんで、やっと! 私のお酒ができました。(新喜劇の先輩・浅香)あき恵姉さんと2人でワイン2~3本空けたりしますけど、平気です」

 お酒への強さをアピールした。飲酒にまつわる失敗談は「ないです!」といったん主張したものの、さらにつっこむと出てきた。

 「駅のポール(柱)に抱きついて回ってたらしいですけど、記憶にないです…。あと、飲んだ後、カラオケに行って、AKB48を歌ったらしいんですけど、全然歌えてなかったらしい。しかも、一番よく歌ったであろう『会いたかった』もまったく(笑い)」

 福本はNMB48の創設メンバーで、滞在2年10カ月だった13年7月に卒業。今年7月で転身丸3年となり「すでに吉本新喜劇(のキャリア)の方が長くなりました」。酒豪が多い新喜劇の先輩達からも「愛にゃんは酒飲んでも、顔に出えへん。ほんまにアイドルやったんか?」と、その強さに太鼓判を押す声も多く上がっている。

 そんな福本にとって、悲願のプロデュース酒。かつての仲間で同期の山本彩(22)は今月、6回目の総選挙で悲願の初優勝をねらえる位置におり、この酒で祝杯を計画している。

 福本は、山本に「NMBのために頑張ってくれている。1人で歌ったりしていて、(山本の目標のシンガー・ソングライターへ)1人のアーティストとしても成長していると思う。もし1位になったら、これ(プロデュース酒)を持って乗り込んで、祝杯をあげたい」とエールを送った。

 また、3周年イベントは、卒業後初の船上ライブ。船上でファンと触れ合うのは、NMB48時代の「妄想ガールフレンド」以来、約4年ぶり。当時はバニーガール風衣装で踊っていたが、今回は「7月なので浴衣。露出を控えてます。腕も出せません」と笑う。

 今ライブは、3回公演を予定し、毎回「芸人の先輩」のゲストを呼び、トークと、ゲストからの「むちゃぶり指令」に応じる予定。「むちゃぶり、なんでも頑張りますよ。NGないですから。道頓堀川に飛び込めと言われてもOK。泳ぎは得意やし、ただ(露出が多く)水着が嫌なだけやから、浴衣やったら大丈夫」と、芸人としての成長を見せたいと話している。