初代TSUKEMAクイーンのマツコ・デラックス(43)が、2代目クイーンにタレントのローラ(26)を指名し、2人で、6日、都内の表彰式に出席した。日本のガールズカルチャーの象徴として、つけまつげをとらえ、同カルチャーを世界に発信する目的で行われたイベント。

 昨年、初代クイーンに選ばれたマツコは「1年間、何もしなかった。恐ろしいほどファッション界も反応しなかった。飛び道具は飛び道具だったわよ。今年はきれいどころを選んだ」とローラを指名した経緯を説明した。またローラは「うれしい」と感激。つけまつげをつけると「大人の女性の気分になって、気になる人にアピールする」などと話した。

 一方、表彰式後に会見を行ったマツコは、舛添要一都知事による政治資金の私的流用疑惑に触れ「あのずぶとさはうらやましい。怒るより悲しくなる。私は節税をせず、ちゃんと納めているタイプなので、悲しいわね。あのひらきなおりに、いらっとするより泣きそうになる」と語った。

 また、交際宣言をしたサッカー日本代表の長友佑都(29)と女優平愛梨(31)の話題になると「私は美ケ原高原美術館のアモーレの鐘と触れ合って以来、アモーレとは触れ合っていない」と取材陣を笑わせた。過去には長友が好きと明かしていたこともあった。マツコは「私の方が(平より)早かったと言っておきたい。生涯の伴侶として(長友が)私を選ぶとは思ってなかったけど、長友の見た目の良さに気付くのは私の方が早かった。目を付けた早さを誰かほめて」と叫んでいた。