ナインティナインの岡村隆史(45)が、元俳優の高知東生容疑者(51)が覚せい剤取締法と大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたことを受け、「まだまだおるで」と臆測し、芸能界の薬物汚染を一掃するために薬物検査を実施すべきと強く主張した。

 岡村は6月30日深夜放送のラジオ番組「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」で、高知容疑者の話題に言及。「なんやろなぁ、もう全部調べたらええのにね、ホンマに。一人残らず。こうなってきたら」と芸能界全体で薬物検査を実施すべきとの考えを示した。

 岡村は、芸能界で薬物に手を染めている人間は「まだまだおるで、多分。ほんまに。おると思うねん」と臆測。薬物検査の必要性を訴える理由として「そうでないと変なこと言われるやん、おれなんかでも勝手に疑惑掛けられたりするから」と、自身の潔白も示したいと語った。また、「そういうのやっとかんと、気持ち悪いねん。同じ芸能界に居てて。芸能界が薬物汚染みたいになってるって思われるのがすごい嫌やし」と薬物への嫌悪感を示した。

 そして高知容疑者が逮捕時に、麻薬取締官に対し「ありがとう」と礼を述べたことについて、「おかしな話ですよ。逮捕の瞬間に『ありがとう』って。『ありがとう、良いクスリです』って。『バカヤローこの野郎! 高知この野郎!』」とビートたけしのものまねでオチをつけた。