女優の美保純(55)が、かつての芸能界にまん延していたアイドルや若手女優の性被害について明かした。

 美保は20日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」に生出演。アイドルユニットのメンバーが運営スタッフから暴力を振るわれたとのニュースで、司会のふかわりょうから過去に似たような被害にあったことはあるかと尋ねられた。

 美保は、暴力を受けたり性接待を強要されたようなことについては「危ないことはなかったですね」と否定するも、「なんかちょっと新しい監督さんとかに会わされたりした時は、『そういうことしなきゃいけないのかな』」という雰囲気を感じたという。そんな時、自身は「目を伏せて『いいよ使ってくれなくても』という態度」で切り抜けていたそうだが、そうした性接待の慣習は「(周りに)あったかもしれないですね」と語った。

 さらに美保は、「マネジャーが売れないアイドルの子たちを自宅に襲いに行ってましたね。『今から行くから』って言って、性の要求を」と衝撃の事実を明かした。美保は性被害に遭ったアイドルたちから「あのマネジャーにこんなことされた」と相談され、「私がそういうマネジャーを全部クビにしてたの。(当時)売れていたから権限があった。同じ年くらいの若いマネジャーの男子がそういうことするんですよ」と語った。