日本テレビ系の演芸番組「笑点」でおなじみの落語家三遊亭好楽（６９）が２６日、高島屋京都店（京都市下京区）で開かれている「笑点　放送５０周年特別記念展」（３１日まで）の特別ゲストとして登場し、フリートークイベントを行った。

　トレードマークのピンクの着物で登場した好楽は、約３００人の観衆に「なんでここにきたのかと言えば…」と、ひと呼吸置き「ヒマなんです」と、いきなり笑いを取った。

　同番組のレギュラーメンバーで落語家三遊亭円楽（６６）の不倫騒動には「驚いたよ」と目を大きく見開いた。イベントの司会を務めた読売テレビの森武史アナウンサーから「楽屋でも話題に？」と質問されると、好楽は「４５００円のホテルに泊まるなよって」。“ご休憩”の場所として東京・錦糸町の３時間４５００円（サービス価格）を利用したことが話題になったと明かした。共演者の「アモーレ不倫」に「芸の肥やしにならなかったね～」と会場の笑いを誘った。

　「笑点」は１９６６年５月に始まり、大喜利などで人気番組となった。特別記念展では、番組の歴史が書かれたびょうぶや出演者の等身大パネル写真、富士山やゾウのかぶり物など小道具を展示。大喜利の座布団に座って記念撮影ができる体験コーナーもある。入場は無料。

　フリートークの最後に好楽は「笑いは健康にもいい。笑点を見てくださ～い」と、しっかりＰＲした。