大竹しのぶ(59)主演映画「後妻業の女」(鶴橋康夫監督、27日公開)完成披露試写会が1日、都内で行われた。

 直木賞作家・黒川博行氏の同名小説が原作で、大竹は老人をだます後妻業の女・小夜子を演じる。「後妻業のエース」と紹介されると、「そう言われても…。本当にピッタリと言われるんですけど、まったくうれしくないです」と苦笑いした。

 大竹と尾野真千子(34)がビンタし合ったり、大竹が尾野の尻を蹴るシーンもある。大竹から「(顔をたたかれて)我を忘れて『クソババア!』って言っていたよね」と突っ込まれた尾野は「すみません」と恐縮しきりだった。

 また、今月25日から開催されるモントリオール世界映画祭のワールド・グレイツ部門に出品されることが発表された。大竹や鶴橋監督が出席予定。この日は大竹、豊川悦司、笑福亭鶴瓶、津川雅彦、永瀬正敏、尾野真千子、水川あさみ、風間俊介ら豪華キャストが集結した。