演歌歌手北島三郎(79)のヒット曲「まつり」が、夏の甲子園大会(7日開幕)で、西東京代表・八王子学園八王子の応援歌に使われることが4日、分かった。北島の楽曲が甲子園で使われるのは初めてという。
春夏を通じて甲子園初出場の同校にとって、何より力強い援軍の登場だ。今年、芸道55周年の北島は03年から東京・八王子市の観光大使を務め、先月には「八王子市100年応援団」の団長に就任した地元の名士。「必勝」を願う八王子市民の思いを背負いながら、一丸となって戦うナインにとってこれ以上に頼れる存在はいない。
さらに、北島(名義は大野商事)が馬主を務めるキタサンブラックは、競馬で昨年の菊花賞、今年の天皇賞(春)を制するなど勝負強さも併せ持っている。甲子園1勝を目指す同校としては、この“勝ち運”にぜひともあやかりたいところだ。学校長の小山貢氏(60)は「わが校が得点チャンスの時に演奏をします。この曲に力をもらって、ぜひ勝利したい」と話した。
NHK紅白歌合戦の大トリなどで、参加歌手と客席が一体となって「祭りだ 祭りだ」と大合唱をして盛り上がるシーンはおなじみだ。「まつり」が勝負どころで球場に流れれば、勝負の流れを引き寄せられるはず。まずは甲子園1勝! この日の抽選会で、同校は11日の1回戦で宮崎・日南学園と戦うことが決まった。
◆最近の北島三郎 13年に50回出場という節目で紅白歌合戦を卒業。15年1月の福岡・博多座公演で、大劇場の長期座長公演も卒業した。「芸道55周年」の今年は、4月にレコード会社の枠を超えた歌手7人とデュエットした作品を発表。同月に旭日小綬章を受章した。弟子の原田悠里の新曲「女‥みぞれ雨」の作曲も担当するなど、多方面で活動している。



