ダウンタウン松本人志(52)が、制作費の厳しさを理由に9月いっぱいで終了するフジテレビ系「さんまのまんま」についてコメントし、明石家さんま(61)が明かした大御所タレントならではの苦しいギャラ事情に理解を示した。

 31年6カ月続く「さんまのまんま」だが、9月いっぱいで終了することが決定した。さんまは6日放送のラジオ番組「ヤングタウン土曜日」で、自身の高額ギャラがネックになったと明かし、「俺がギャラいらないっていうと、後輩たちが『さんまさんがギャラ取ってないのに、お前らはなんや』ということになる」と自身の難しい立場について語っていた。

 松本は21日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で「すごく理解できる」とさんまの意見に共感。「僕なんか本当に極論ノーギャラでもいいんですよ。でもそれを僕が言ったとて、『はいそうですか』とならないし」「ノーギャラで『ワイドナショー』やりますって言ったら東野(幸治)も困るもんね」と周囲への影響を考えると自分1人ノーギャラとは言いづらいと話した。

 その上で安い制作費で「さんまのまんま」を継続する手段として、3本撮り、4本撮りで収録を行うことを提案したが、「でも正直キツイですよ。僕だって『ダウンタウンDX』の2本撮り、本当にキツイですもん。できたら1本撮りにしたい。でもそれだと成り立たない。正直2本目ヘロヘロのときがある。とくに1本目で盛り上がったりしたらね。もう2本目ほんましんどいねん」とぶっちゃけて、制作費カットの難しさを説明した。